ふるさと納税 電化製品(家電)返礼品、取扱い自治体リスト
ふるさと納税 電化製品(家電)は総務省の通達でどうなる?
2018年9月11日に総務省より、返礼品の割合が3割を超えるもの、地場産以外の返礼品について税制の優遇を受けられなくなる仕組みを法制化するとの方針が打ち出されました。
詳しくはこちら⇒ふるさと納税の高額返礼品見直し問題再浮上
この度の野田総務大臣の発言を聞くと、電化製品(家電)には大丈夫?この度はあまり触れられておらず返礼品の割合が3割を超えるもの、地場産以外の返礼品がクローズアップされています。しかし、総務省は2017年4月1日付の通知にて資産性の高いもの(電気・電子機器、家具、貴金属、宝飾品、時計、カメラ、ゴルフ用品、楽器、自転車等)についてふるさと納税の趣旨に反するような返礼品として挙げています。
今までは自粛を求める姿勢でしたが、この度は法制化するとの方針との動きなので電化製品(家電)も徐々に姿を消していく可能性が高いと思われます。
が!
通達があった際にいくつかの自治体は返礼品の見直しを実施していましたが、2018年11月時点をみるとまだまだ様々な種類の電化製品がふるさと納税でラインナップされています。ですが、総務省は来春にも地方税法を改正して、指導に応じない自治体を制度の対象から外す方針であるため、これらの返礼品を手に入れるのは今年が最後かもしれません。
ふるさと納税 電化製品(家電)で人気の高い返礼品を扱う自治体紹介
ふるさと納税の電化製品(家電)で人気の高い返礼品を取り扱っている自治体をピックアップし、代表的な商品の紹介を行っています。
長野県飯山市 電化製品(家電)
[I]マウスコンピューター 12型2in1タブレットPC「MT-WN1201E-IIYAMA(キーボード標準セット)」 | [I]「made in 飯山」マウスコンピューター11.6型ノート「MB-C100SN-S2-IIYAMA」 | [I]「made in 飯山」マウスコンピューター17.3型ノート「m-Book W880SN-S2-A-IIYAMA」 |
■寄附金額:162,000円 | ■寄附金額:191,000円 | ■寄附金額:602,000円 |
長野県飯山市はマウスコンピューターなどの電化製品(家電)を多く取り扱う自治体。PC、タブレットなどの人気商品が揃い、ディスプレイモニターなども取り扱っています。
茨城県日立市 電化製品(家電)
L-7 【コードレススティック】掃除機 PV-BFH500(W) | H-1 【IH】炊飯器(5.5合用) RZ-AC10M(S) | M-1 【ロボット】掃除機 RV-EX1(N) |
■寄附金額:180,000円 | ■寄附金額:48,000円 | ■寄附金額:290,000円 |
茨城県日立市はHITACHI発祥の地。日立の電化製品をいろいろ扱う自治体で人気の日立市で製造された家電品がいっぱい。中でも人気が高いのがH-1炊飯器。その他、掃除機や照明器具、空気清浄機なども返礼品として取り扱われています。
佐賀県吉野ヶ里町 電化製品(家電)
ネスカフェバリスタ | Dyson purehot&coollink ダイソン空気清浄機能付きファンヒーター HP03WS(ホワイト) | IROBOT ロボットクリーナー ルンバ980 |
■寄附金額:21,000円 | ■寄附金額:190,000円 | ■寄附金額:391,000円 |
今話題のネスカフェバリスタから、お掃除ロボットルンバ、ダイソンの空気清浄機付きファンヒーター、ダイソンヘアードライヤーなど多数の人気電化製品を取り扱っている佐賀県吉野ヶ里町。家電以外にも日本旅行ギフトカードなど人気の返礼品が多数ありますよ。
佐賀県吉野ヶ里町は電化製品(家電)の取り扱いを終了したようです。
現在、確認したところ電化製品(家電)の返礼品は見当たらず、『野菜セット』が多数掲載されていました。(2018年11月時点)今後、変化が出る可能性もあるため、気になる方は上記『佐賀県吉野ヶ里町 電化製品(家電)一覧』をクリックしてチェックしてみてください。
福岡県行橋市 電化製品(家電)
人気だブレットのiPadシリーズがズラリと揃う、福岡県行橋市。iPadの他にも、ppleTV 32GB、64GBやTello トイドローン、DJI Mavic Air各種など様々な電化製品を取り扱っています。
ゆくはし国際公募彫刻展「ビエンナーレ」PR企画 Yukuhashi 3D スマホで飛び出す美術館インストール済みとしたことで、iPadを返礼品として提供しています。こうすることで「地元にゆかりがない」と電化製品(家電)を扱うことで批判を回避する狙いでしょうか?これがアリ!ってことになると電化製品(家電)を来年以降も続ける自治体が出てきそうですね。まさに裏ルートになるのか?ちょっと期待したいと思います。
宮城県多賀城市 電化製品(家電)
ソニー デジタル一眼カメラ α7RIII ボディILCE-7RM3 (ボディのみ) | 本土鍋炊飯ジャーで炊く極うま多賀米セット | ソニー ステレオヘッドホンMDR-1AM2(S)シルバー |
■寄附金額:810,000円 | ■寄附金額:200,000円 | ■寄附金額:80,000円 |
未来を育むまち「史都・多賀城」の注目の返礼品はやはり、ソニー製品。カメラはもちろん炊飯器、ヘッドフォンなどソニー製品がズラリ!数に限りのある品ばかりなのでほしい返礼品があったらお早めに!!
ふるさと納税の電化製品(家電)で人気 ダイソン
ふるさと納税の電化製品(家電)で人気のあったダイソン。
11月上旬に調べてみると返礼品として取り扱っていたポータルサイトふるなびからも姿を消していましたが、一部の自治体で取り扱いが開始されています。取扱いが行われているのを見つけたのは下記の『佐賀県みやき町』と『大阪府熊取町』です。
その他、今後で出てくる、もしくはなくなる可能性もあります。
現時点のダイソン返礼品状況の確認はこちら⇒ふるなび『ダイソン』検索結果はこちら
佐賀県みやき町 電化製品(家電)ダイソンなど多数
J8 ダイソン Dyson Hot + Coolファンヒーター(AM09WN) | 16H01 ダイソン Dyson Supersonic Ionic(ホワイト/シルバー) | 33X10 ダイソン Dyson Cyclone V10 Absolutepro |
■寄附金額:250,000円 | ■寄附金額:160,000円 | ■寄附金額:330,000円 |
佐賀県みやき町 電化製品(家電)はダイソン以外にも『iRobot ロボット掃除機Roomba 980』や『タイガー 土鍋圧力IH炊飯ジャー<THE炊きたて>5.5合炊き』などが返礼品で取り揃えられています。もちろん人気商品としてピックアップした上記の3品以外のダイソン商品も多数ありますよ。詳しくは下記一覧からご確認ください。
大阪府熊取町 電化製品(家電)ダイソンなど多数
ダイソン dyson hot+cool ファンヒーター(アイアン/サテンブルー)AM09 IB | ダイソン dyson supersonic ヘアードライヤー (アイアン/フューシャ) HD01 IIF 2016年モデル | ダイソン Dyson Cyclone V10 Fluffy+ SV12 FF COM |
■寄附金額:250,000円 | ■寄附金額:120,000円 | ■寄附金額:350,000円 |
大阪府熊取町 電化製品(家電)の返礼品取り扱いが非常に多い自治体。11月時点でふるなびで取り扱われている大阪府熊取町 電化製品(家電)製品ではダイソンやカドー空気清浄機、ケルヒャー 高圧洗浄機、iRobot ロボット掃除機 ルンバ、Electrolux、raycop など電化製品(家電)で人気の商品が122品取り扱われています(11月28時点)。詳しくは下記の大阪府熊取町 電化製品(家電)一覧へ
ふるさと納税の高額返礼品見直し問題再浮上
年々拡大が続くふるさと納税。より多くの寄付金を集めようと各自治体の豪華返礼品競争が激化の一途!幾度か総務省から過熱する高額返礼品や高還元率返礼品に見直しの注意が行われるも、状況は悪化の一途をたどっていました。
2018年11日に再度返礼品の見直し検討を野田総務相が発表!!(総務省動画チャンネルより)
動画の冒頭に見直しについて語られ、その後、5分30秒程度からふるさと納税に対する質疑が行われています。
高市大臣当時で返礼品割合だけでも3割を超えているところは、1,156自治体。今現在は246自治体まで減っているそうです。それらの突出した団体によって多くの良識ある人たちが不利益になってしまっている。それによってふるさと納税の制度がなくなるのは不本意。その為、やむを得えず制度の見直しを図ることとなったそうです。
2017年4月に発表した見直し対象品ないようは下記のとおり、
・ふるさと納税の返礼品を寄附金額の3割以下に抑える
・高額な返礼品、家電、パソコンやタブレット、自転車、宝飾品など
・換金性の高い、商品券や金券や感謝券
その後2017年9月に野田総務相が「返礼品は自治体に任せるのが当然」と発言するなどといったことがありました。これが、結局今の事態を招いてしまっている気もします。今度は打って変わって、通常国会に地方税法改正案を提出し早ければ2019年の4月には施行をめざし、法的には強制力をもってる規制に踏み切る方針になっています。
これで、ふるさと納税はの公平性が出てくると思われますが、ふるさと納税の利用者としては正直ちょっと残念な感じもしてしまいますね。
ふるさと納税 見直し対象自治体
総務省サイトにふるさと納税で高額、高還元率などルール違反とされる自治体のリストや情報が公開されています。
詳しい資料はこちら⇒ふるさと納税に係る返礼品の見直し状況についての調査結果(平成30年9月1日時点)
資料を一部抜粋して紹介します。
総務省HP情報:http://www.soumu.go.jp/main_content/000573243.pdfより引用
そして、今回の調査では対象自治体が公表されています。
その対象の自治体がこちら!!
総務省HP情報:http://www.soumu.go.jp/main_content/000573243.pdfより引用
こうして内容を見てみると、寄付金額の多い人気返礼品を多く持っている自治体の大阪府泉佐野市や宮崎県都城市、都農町、佐賀県みやき町、上峰町、和歌山湯浅町、佐賀県唐津町、とtop7が入っています。すでに、41団体は9月中、31団体は10月中の返礼品の見直しを検討している様子。
これら自治体の返礼品はお得なのは確か、まもなくなくなる可能性が高いためもし、これらの返礼品について希望していた人は急がないなくなったり、寄付金額がアップすると思われます。その他の174団体も徐々に見直しを図っていくと思われます。だって来年には法規制がかかる可能性がありますからね。
ふるさと納税の返礼品検索に便利なポータルサイトはこちら
ふるさと納税で災害支援の輪広がる
ふるさと納税で災害支援の輪が広がってきています。
災害支援のサイトを開設しているふるさとチョイスでは、平成30年の災害支援ではすでに、12の災害支援の寄付ページを立ち上げています。
災害名
ふるさとチョイスの災害支援では、自治体からの手数料は取っておらず、集まった寄付金は被災自治体に速やかにかつ、ダイレクトに寄附金を届けているとのこと。
直近に起こった災害支援でも多くの方が支援を行っています。
〇平成30年北海道胆振東部地震
合計寄附金額(件数)2,896,000円(196件)
〇平成30年台風21号
合計寄附金額(件数)1,016,000円(103件)
※2018年9月7日6時30分現在
災害支援の寄付金を募集しているポータルサイト